★山梨県の秘境、奈良田の西山ダムでダムカードをゲットせよ   2017年05月某日

 

GSR250Fでダムカード収集のためタンデムで山梨県の奈良田にある西山ダムへ行く。なんでこのバイクかと言うと疲れない、楽だということ。アップハンドルのポジションに静かで快適なエンジンと燃費の良さ。乗り心地の良いサスペンションにハイトの高いオールマイティなタイヤサイズ。オマケに価格がリーズナブルで堅実派には強い味方。パワーが無いので無理は利かないだけなのがタマにキズだが、考えてみたら40年前のHAWKの250も車体は大柄な400譲りでパワーは少なめの26PSだった。昔はそれで普通にツーリングを楽しんでいたのだから劣っていることはないのだ。実際、荷物満載で二日間、1,000kmをタンデムで走破したがまったくの疲れ知らず。速い250は数あれど、オンロードツアラーの250はGSRだけではないかと思う。では出発!

しかし…6時半出発予定が寝坊して7時半。天気予報は良好だけど…?。調布ICから中央道に入る。車は多いが無理せずGSRの快適速度である90q/hペースで流し、08:20上野原ICでおり、R20で甲府を目指す。予報に反して空はまだ曇り。9時、大月のセブンイレブンで軽く朝食。大月バイパスのR139号県立都留高校T字路では天気が良ければ正面にドカーンと霊峰富士…あれ?雲だらけだよ。この先晴れるのか? 心配。

なんだかいつもより車の数は少なく快適に笹子トンネル通過。そして!甲府側は快晴! 勝沼バイパスに09:40、ここからは流れが速くあっという間に20km先の竜王。30分ほど所要を済ませ、県道5号線を白根方面へ西へ。

50mほど前方を走る車の前を猫が横切った! 急ブレーキの車、二人で「轢かれた!」と思ったが左に渡った空き地の奥を歩くその猫を見て安心した。車があまり飛ばしていなかったのが良かった。朝から嫌なものを見ずに済んだ。動物轢いたやつって後始末しないで行っちゃう輩が多いのでいつも俺が供養してるんだが、轢き逃げ車両って乗ってていい感じしないから俺も注意しないとな。

空は青空で気温も高い。県道5号線、西八幡で釜無川を渡る。開国橋西で左折し県道118号 南アルプス甲斐線へ。前後に車はいるが60〜70q/hで快適。釜無川と並行して10q南下すると県道は26号 富士川南アルプス線(河内路)となり中部横断自動車道の増穂PAあたり。坪川大橋でR52号線に左折。南アルプス市らしいダイナミックな道路だ。

なんだか国産旧車が多くなった。気になったので道の駅 富士川(増穂パーキングエリア)に入ってみると凄い数の旧車バイクや車! クラシックカー ミーティング イン 山梨というイベントらしい。MACH3とかGT750とか…だるまセリカとかS30フェアレディZ、希少なデボネやアロータス・ヨーロッパなどなど250台。ちょっと歩いて見てみたが山梨県も旧車マニアが多いんだね。かなり興奮したぞ。

11:40頃出発しR52 甲西道路を富士川沿いに南下。道路は広く車も少なく快適。鰍沢を通過し身延町役場先の県道421号 遅沢静川線まで12q。「421号 4q中山」の表示へ右折。最初は狭い集落内を川沿いに走り勾配が急になっていく。集落を外れると道幅広がり快適な山道。バイクや車とは数えるほどしか擦れ違わない。早川のある遅沢までわずか6kmしかない山越えだが、ループあり、トンネルあり、民家に自衛隊機ありの面白いルートでお薦めだ。ただし救急車がすぐ来ないので事故には気を付けてもらいたい。

12:00に県道410号 粟倉飯富線の鉄橋で早川を渡り、県道37号 南アルプス公園線に右折し早川・西山温泉へ向かう。ここ走っている軽自動車のおばちゃん速いわ。とにかく道が良いから早川沿いを飛ばす飛ばす。しかし至る所で法面工事の片側通行の信号機。長い時は1分以上待たされるから飛ばしても停められて後続車に追いつかれるという不毛な感じを数回体験することになる。西山ダム 奈良田湖までは35qの長丁場。交通量が少ないことと風景がダイナミックなので飽きないけどね。なんとなく奥大井や奥只見を走っているのに近い風景だ。これを見るだけでも走った甲斐があると思う。

12:50、西山ダム管理所に到着しダムカードをゲット。湖面は青く美しい。ダムの湖面がこれだけ綺麗なのは群馬の四万川ダム以来か。さらに本日は快晴かつ風が爽やかで長居したくなる。旧道らしき道を戻りバイクを停めて砂利道を200m歩くと堤体正面から撮影が可能だ。13:15一通り撮影が終わり出発。来た道を戻る。
途中、早川町郷土資料館が旧い校舎のようで寄って撮影する。学校と言うより郵便局かな? 県道が非常に整備されているので今はいいけれど、昔はホントに秘境の様相だったのではないかな。ガラガラの県道37号、資料館から22qでR52号とR300の交差する上沢交差点に出た。

14時、昼飯を食べていなかったので近くの道の駅みのぶ 富士川観光センターへ。ここは段丘地にあるため県道からのアクセスがくねくね道で少し長い。駐車場がいっぱいで外れに停めた。バイクが少なくそれが驚きだったかな。広場には屋台、お土産物とレストハウスの別棟がたつ贅沢な作りで、バラの展示会をやっていた。10分ほどいたが結局R52上沢近くのコンビニに14時半入る。まだ日差しが強く暑い。イート・インで簡単に済ませる。あとは家で夕食だな。本当はもう一本長距離林道を走ろうかと計画していたが時間的にきついのでここから帰ることに決めた。

R300号で絶景の中ノ倉峠を上がり25qで本栖湖。R139号富士パノラマラインを河口湖方面に22qで富士吉田 R138旧鎌倉往還だが、鳴沢の少し手前から大渋滞。そこを路肩擦り抜けで切り抜ける。いつもは富士山麓を走って渋滞カットなのだが、嘘のように天候が激変し雨雲だらけになったので山間部は避けた。富士吉田ではR138が混み出してきたので裏道へ。R139号富士みちを富士急行大月線に沿って20q走り、いつもの大月IC入り口のセルフスタンドに16時半着給油。中央道はいつもの15km以上の渋滞が始まっているようだが入った。談合坂あたりからの渋滞路を超擦り抜けで走る。小仏トンネル出口から流れるが八王子料金所を通過するとさらにそこから渋滞が始まり環八に17:50。本日の走行約372q也。燃費はなんとタンデムでも36km/l。恐るべし2バルブの2気筒エンジン。

今回はダムカードのためだけに走った。実はここ2005年以降来ていなかった道なのだ。それは一部に規制がかかり、周遊コースをとれなくなったため。20年以上前はオフ車で普通に走れた素晴らしい周遊林道と県道ルートだったが、ハイラックス・サーフやパジェロなどのクロカンブームで軽率な輩が大挙して林道を暴走し、規制がかかってしまった。どうも日本人に流行りモノを持たすとロクなことにならない。自分のやったことの始末がきちんと出来ないのは政治や行政をみてるとわかるけどね。最近はお隣の国が酷い…。

県道37号南アルプス公園線は陸上距離が約60km。西側には南アルプスが南北にそびえ、東側は山越えでR52号と富士川が南北に並行するルート。本道も早川沿いを南北に走り、美しいが故に不幸な規制に阻まれるマイナールートだ。
南から北進すると奈良田以北は通行規制がかかる。北側から南下したくとも、山梨県南アルプス市の芦安、夜叉神峠のトンネルで通行規制がかかり、その中間にある白鳳渓谷へは基本マイカーでは入れない。実質的に県道37号は奈良田までである。しかし奈良田へのアクセスは基本的に今回のR52身延からしか現在は不可能。
R52の増穂から西へ30km延びる林道丸山線が舗装化されたばかりだが、大概崩れて通れない。これが使えると奈良田へのアクセスはかなり楽(舗装林道に慣れている人ならばだけど)。次にあるのは少し南のコースだが富士川町と早川町を険しい十谷峠で結ぶ林道五開茂倉線。こちらもR52から30kmの山岳路で本格ダート区間あり、絶景+高度感ありで素晴らしいのだが、当然丸山林道よりコンディションが悪く現在は通行規制中だ。ロードスポーツのタンデムならSR400とかの軽量スリムなシングルエンジン以外は楽しくないだろう。
しかし天気が良くて暇があって観光地が嫌いなら、この南アルプス公園線、県道37号の往復はなかなか手応えのあるルートである。現在崩落で通行止めだが、途中から分岐する井川雨畑林道で静岡県に南下出来れば山深い山伏峠を越えて一気に奥大井へアクセス出来る壮大なコースとなる。早期通行規制解除を願う道である。動物の飛び出しに注意して、絶景を楽しみたい道だ。

次回またご縁の際には宜しくお願い致します!

     

     

    


 
 
 
 
 
 
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