★山梨〜静岡周遊 鹿留林道─某38qの絶景舗装林道 バイクの慣らし兼ねたツーリング
  2017年06月某日

 

前回5月の秩父〜佐久〜山梨周遊リハビリ・ツーリングで久しぶりにバイク・ツーリングに目覚めちゃった600レプリカ系のAさん。ついに国内ツーリングなら向かうところ敵なし?のY社のツーリング&トレッキングバイクを手に入れたというので同型バイクを持つ筆者とチョイノリに行くことになりました。奇しくも偶然、共に慣らしの最中で丁度良いタイミング。

天気予報では降水確率0%でカッパも持たずお気軽に出かけたものの、走っているうちに慣らし運転どころではなくなって、意外に本格的な日帰りツーリングになっちゃいました。

今回は皆がいつも普通に走るR20・甲州街道ではなく、旧道と言われる道や桂川と並行して走る県道を使い、とにかく普段走らないような地元の人の生活道路や旧街道筋の寄り道を堪能するというチョイノリ計画です。筆者は普段日常的に裏道を使うので案内する立場ですが、どうなることやら…。

朝6時半に中央道調布IC手前のコンビニで待ち合わせ。家を出る時は曇り空でしたが、コンビニに到着すると徐々に青空に。Aさん、真新しいピカピカのバイクでやってきた。朝からテンション高い。高過ぎる! 初めてのオフ車ということだけど背中にデイバッグ、ウエストバッグとちゃんとオフ乗りっぽい簡易装備。ただ暑くなりそうなのでお互いメッシュジャケットですが…これが意外に失敗の結果に…。

調布IC、7時通過。お互いまだETC未装備なので料金所でETCカード支払。余談だが、調布ICのゲートは4基あるうちの真ん中が現金支払いゲートなんだけど発進の時両側のETCゲートから速度の乗った車両が真横から現れ目の前で交差したりする。この時も何台か接触しそうになってたし…ゼロ発進する立場からすると危ないと思うんだけどね。改善望む。

土曜日だからか中央道は車多し。そりゃ梅雨入り前の快晴だもんね。まだオドメーター50q程度の慣らしなので70q/hで忍耐走り(すいませんね)。でも慣らしも2台走行だと心強い。一部府中あたりで渋滞があったがすぐ流れ、八王子ICはガラガラで07:20通過。ここから一般道で甲州街道へ出、高尾を抜け大垂水峠も快調。相模湖から上野原へ。今日は県道30号へ曲がり、旧中央道側道へ。Aさん、生まれて初めてのオフ車ということで、車もほとんど来ない旧中央道側道の空き地でオフ車の乗り方を5分ほどレクチャー。

談合坂SAの脇から県道30号大月上野原線に戻り、犬目宿手前の新田の展望台で08:45、小休止。なんてことない山並みと集落の風景なんだがAさん感動している。川沿いを走る幹線道路からは見えない高台の風景だ。談合坂を眼下に実に見晴らしがいいんだよね。Aさん、田舎を走るといつもこんな田舎に住んでいる人がいるんだなあと家をまじまじ見てしまうらしい。まあこのあたりはまだ八王子や新宿の通勤圏で田舎というには微妙だけど、確かに都会暮らしのようにはいかないだろう。むしろ景色がいい自然の中で毎日過ごせ羨ましいという意見で一致する。

犬目宿の集落を抜け県道30号を甲州街道へ9時におりていき、一度R20号を左折して少し戻る。おや、下り線は車が多い。こんな車の列には並びたくない。鳥沢橋を渡り、今度は桂川の対岸の県道513号梁川猿橋線へ。天気良く交通量もゼロで気持ち良い。R20号猿橋まで約5q、田舎道の集落を快適に進む。再び甲州街道に出て大月バイパスからR139号へ左折。富士急大月線を左に見て道の駅つる、09:20。アメリカンバイクが1台のみでガラガラだった。しかし国道から500mも路地を入るってどうよ。こりゃ渋滞時は国道に出るのも難儀しそうな道の駅だ。もっとも地元の人は裏道知っているけど。

休憩ばかりでなかなか進まないがチョイノリだからOKか。ここから行先をまた思案。Aさんは背中に水筒やお菓子を背負っていた。お菓子貰って(朝食?)トイレ休憩のみで10分ほどで出発。

それじゃ軽く未舗装路を少し走ろうかと言うことで都留バイパスへ。車も少なく快調だが自転車乗りが多くて危ない。路肩ではバイクとの加速差がどうしてもあるからね。10q走って鹿留入り口へ。

県道713号で鹿留林道。途中天候が急に曇っていや〜な感じ。いつドカンと降っても今は不思議じゃない。ま、ここまで来たら一か八か、ダメなら引き返せばいいし。10時、林道の入り口で簡単な注意。しかし県営林道細野鹿留線はダート区間が2q程度しか無かった。数年前はもっと川辺を走る未舗装路があって面白かったのになあ。どんどん舗装化されてしまうね。さすがに鹿留林道ももうダート林道と呼ぶにはおこがましいかも。ほとんど舗装林道ですな。でもオフ車は少しくらいの砂利や凸凹路面なんてヘッチャラなのでこういう道はホントに楽ちんだ。

二十曲り峠までの残り4qは完全舗装路。天気も回復し、途中で撮影したりしてのんびり走る。Aさんは渓流を見て綺麗だと喜んでいる。10:40、富士山が綺麗に見える二十曲り峠に到着。忍野側に出るとパーッと視界が広がる。Aさんは「ここに来たかった」とまた感動。バイクは皆無で普段と違いほぼ貸切状態。ハイキングの老夫婦が「ご夫婦ですか?」いえいえ…汗。年配のご夫婦には我々はどう映ったのだろうか?? 笑 ま、色違いの同じバイクであんな場所にポツンと男女が一組いればそう思うわな…やれやれ。

忍野村営林道鹿留線を3qほど下って県道717号山中湖忍野富士吉田線へ。さすがに車やバイクが多くなってきた。鳥居地トンネルを抜け717号をひたすら富士吉田へ直進。バイパス化され実に快適。40年前の富士吉田を思うと隔世の感がある。パフェの有名店へ行くことになり到着すると誰もいない。開店までまだ間があったのだ。Aさんと相談の上、彼女が知っているステーキハウスへ行くことに。なぜパフェからステーキになったのかは今も不明だが…。

渋滞の河口湖駅前を擦り抜け、お店に到着。ところが昼も夜も料金かわらずということで、グルメツーリングに興味のない我々は予算をケチり? 次にコンビニに入ったものの、おにぎりかパンにしようかと話し合うも、結局向かいのガストへ12時に入る。なんだよ、それなら最初からガストにすれば良かったのに…時間が貴重であることをすっかり忘れるほど適当なツーリングになっていることに気が付いたのだった。しかし暑かったし、日陰に座りたかったというのもあるな、うん。ハンバーグを食べながら、二人して次回から食料補給はコンビニでOKということに。12時半、ガスト河口湖店出発。

本来はここから若彦トンネルを使い勝沼方面で奥多摩を目指す予定であったが、天気が良いので富士川方面へ行くことに決定。このコースの大幅変更はまあ筆者にはよくあることなので珍しいことではないがAさんもまだまだ走る気満々だし行ける所まで行ってみることに。

河口湖大橋を渡り河口湖湖北ビューラインを西へ。西湖南岸から富岳風穴前でR139号に合流。ここから本栖湖まで比較的独走状態で快適に走るが、富士パノラマラインはメッシュジャケットでは意外に寒かった。いやかなり寒かったのだ! Aさんともどもエンジン慣らしなので上限70q/hで抑える。土曜日だというのにすれ違うバイクも追い抜いて行くバイクも多かった。ハザード点けて先に行かせますが皆さんマナー良く挨拶して抜いて行ってくれます。譲り甲斐がありますわ。というか250シングルの慣らし運転ではリッターロードマシンには刃向えません(笑)。それより天気は良いのですがやはりまだ朝霧高原は寒かったです。

ここからR300号本栖みちを約15q走って道の駅しもべへ向かいますが、途中にある中ノ倉峠はいつ来ても絶景ですね。バイクが多いのも納得です。700mの標高差を一気に駆け下るのは実に気持ちが良い。13:40、道の駅しもべでインナーを着ました。常葉バイパスを独走状態で下り身延線の下部温泉駅前へ。他のバイクが数台止まっていたが皆さんどこへ? 温泉入浴?? Aさん、身延線が好きらしく鄙びた駅舎や車輛に感動していました。

さて、天気も快晴、ここから初の全長38qの舗装林道へ向かいます。鄙びた下部温泉街をトコトコと登っていくのは我々のみです。誰も来ない。これが林道へのわくわくドキドキ感です。14時、舗装林道起点に到着。身延線寄畑駅を目指し出発。道幅は広く、閉塞感が薄いため恐怖感はありませんが、とにかく落石が多い。それもかなりの大きさだったりするので大型ロードバイクのタイヤでは走りたくない路面でした。全体的には走りやすいコースですが集落を繋ぐ出入り口は急峻な坂が多く、時に巨大な落石に驚かされます。一人で走っていて当たったら助からない危険を感じましたね。時々西側が開け、富士川と集落、国道を眼下にパノラマの絶景を目にすることが出来ます。今回は初走破と言うこともあり何度か止まって撮影をしました。

見上げると谷を繋ぐ一本のワイヤー。そこに何か巨大なスルメイカの様な足が数本ぶら下がり自分の真上を通過していきます。止まってみていると木材です。あんなもんが落ちてきたらたまったものではありません。普段見ない風景なので驚きと同時にビビりました。やはりここは観光や遊びの場ではなく、地元林業のための道なのです。レーサーまがいの勘違いライダーが無茶な事故などを起こし、迷惑をかけないよう注意してもらいたい道です。

林道終点地点には15時半到着。最後の方は雑木林の中をぬって行く感じですが、まあ上がったり下りたりダイナミックな導線の林道でした。途中3回ほど撮影で止まったので素通りなら60分コースかな。以前ポピュラーになる前によく走っていた北箱根山林道も長い舗装林道だったけど、見晴らしやダイナミック感では圧倒的にこちらが上で、ここを走ったら北箱根山林道はただ長いだけの単調な道という印象。面白さではこちらに軍配です。あまりポピュラーにはなって欲しくないのであえて林道名は伏せますがお好きな方だけどうぞ。

さて、ここからどう帰るか思案。もう夕方なのだ。チョイノリがここまで来ちゃったしね。ともかく目の前の旧坂を上り、2q続く狭く急峻な暗い峠道を崖下に落ちないように走り(ここが今回一番危なかった村道かも?)身延線の井出駅前へ。

富士川を右に見ながら身延線沿いの快適な道を飛ばし稲子T字路16時。朝霧高原方面目指して国道469号をひたすら行く。稲子川沿いを北上し、まだ狭い急峻な桜峠を越えて御殿場まで約60qの道のりです。16:20、R139号との分岐、北山インター脇のスタンドで給油。国道469号を御殿場目指すが驚くほどバイパス化され実に走りやすい。しかし明るいとは言ってももう山麓の夕方である。寒かったのが少しシンドイ。御殿場でR246に出て裾野バイパスを2q走って北久原のサークルKに17:20。まだ明るい。Aさんが娘の振袖撮影のため東京の店に電話をかけていた。ここでかけるか? ま、ホントなら今頃は東京の自宅のはずだったもんね。途中でコースが極端に変わっちゃったから困らせたのは筆者かも。

ともかく厚木まで走ろうということで17時半御殿場出発。Aさんに聞くと寒いというので筆者のカッパの上着を貸す。おかげで筆者は東京まで凍えて走ることになったが。山北の手前で少し渋滞はあったがオフ車の路肩走破力で乗り切り、30q先の足柄上郡松田町へ。ここからは筆者秘密の渋滞知らずの地元民専用ルートで東名厚木ICへ向かい19時ゲートイン。この道知らなかったら渋滞疲れで相当きつかったと思う。

東名高速は一部渋滞があったものの毎度の擦り抜けでパスし、ひたすら東京を目指す。慣らし運転という条件もあったが、むしろ寒さで70q/h以上は出せなかった。東京料金所は19:40通過。環八に出てAさんと別れ、自宅に20時に到着した。裏道、林道含め400qちょいよく走りました。かなり走りごたえのあった道ではないかと自負しますが、チョイノリというのは詐欺でしたね(笑)。

次回またご縁の際には宜しくお願い致します!

     

     

     

    


 
 
 
 
 
 
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